ー光栄なるニューヨークの一日ー
2006年4月21日6:00pmよりコロンビア大学ケントホールにてフラナガン氏菅原氏両氏の「ドナルドキーン文化センター日米友好翻訳賞授与式」がキーン博士のもと、執り行われた。
アメリカにありながら伝統的な佇まいの建造物に敬意を覚えた。
コロンビア大学 講演中のドナルドキーン博士

日本人の思う堅苦しい式ではなく、先ず、シャンパン・ワイン等の飲み物とオードブルが配られ、厳かな中にもフランクな米国の授与式を経験した。
フラナガン氏は「倫敦塔」に対して菅原氏には「博士の愛した数式」に対してである。
キーン博士の講演の後、両氏の記念講演が行われ、リベラルな中にも圧倒的な知識人のナチュラルな佇まいを見たことは私にとって大いなる財産となった。
キーン博士は全く自然に存在しておられ、『成し得た人』の『無』を感じさせる人格を私は学んだ。
キーン博士の存在そのものが私の学習になった。
今もキーン先生の眼差し 存在の中に、私は『無』の人格の醸し出す畏敬の念を覚える。ご一緒に写真を撮ったことは素晴らしい光栄に包まれた一瞬となった。
いろんなことをお話したかったのに先生の偉大さに圧倒され、御表情を見つめるしか私には術が見当たらず、もっと話しかけてお教え賜ればよかったと今は思っている。必ずまた先生にお会いしてお話を伺う時があると信じている。

その後コロンビア大学近くのレストランにてキーン先生、受賞者のお二人を交えて和やかに会食の時を共にすることが出来た。
「倫敦塔」の題字を揮毫した私にこのような光栄な機会を与えてくださったフラナガン氏と 協力してくださった多くの方々 そして見えない大いなる力に感謝しており、氏がますます活躍されるであろう事は 疑うべくも無い事実である。

ドナルドキーン博士と私
左からフラナガン氏、キーン先生、菅原氏 コロンビア大学近くのレストランにて
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